モンスター図鑑・深層編
格3は、全86種のうち最も数が多く44種を占める最上位の層です。深く掘り、評価を積み上げた坑道にだけ住み着きます。攻撃力は26から80まで、HPは18から68までと幅が広く、単に「強い」の一言では片づけられない多様さがあります。
この層を呼び込めるようになった坑道は、もう序盤の一本道ではありません。深度を稼ぐ構造と、評価を満たす部屋やデバフ通路の両方が揃っているはずです。ここでは深度の帯ごとに、どんな顔ぶれが控えているのかを見ていきます。
浅い場所にも潜む格3
格3だからといって、必ずしも最深部にいるとは限りません。ゴーレムは深度8、レイスは深度9、水竜は深度12、リッチは深度14から出現します。いずれも評価は3以上、リッチにいたっては5以上が必要ですが、深度そのものはさほど深くありません。
この4種は性格がはっきり分かれています。ゴーレムは攻撃力26に対してHP34、素早さ10という完全な壁役です。レイスは同じ攻撃力26ながらHP18と脆く、そのかわり素早さ68で先手を取ります。水竜は攻撃力34の物理、リッチは攻撃力40の魔法で、どちらもこの深さで出会うには重い相手です。
評価を上げると浅い場所にも格上が現れるということは、坑道を作る側にとって重要な意味を持ちます。深く掘れない序盤でも、部屋を置いて評価を積めば手強い番人を配置できるからです。ただし公開時には作者自身が踏破できるかを判定されるので、自分の手に負えない番人を入口近くに置くと公開できなくなります。
深度40台・役割が分かれはじめる
深度42を過ぎると格3が本格的に増えます。溶岩鬼、氷牙犬、カラクリジュウ、カワキオオカミ、魔導鎧、フイゴムシ、ハニウシ、マドウランプ、結晶兵、シジマガ。攻撃力はおおむね40台に揃いますが、素早さの差が大きく、氷牙犬の55、カワキオオカミの60、シジマガの44に対して、ハニウシは10、魔導鎧は14しかありません。
深度50前後になると、耐久に振り切った種が目立ちます。ユキグマはHP50、クロガネドウジはHP54、オオガラカブトはHP50で、いずれも素早さは10から14と鈍重です。こうした相手は一撃で倒しきれないため、長期戦でこちらのHPが削られていきます。逆に断罪魔は攻撃力52で素早さ24、夜叉姫は攻撃力50で素早さ70と、速さと火力を両立した種も混ざりはじめます。
このあたりから、坑道の設計で「何を止めたいのか」を意識できるようになります。手数で押し切るタイプの開拓者を止めたいなら耐久型を、じっくり削るタイプを止めたいなら速攻型を呼び込む構造にする、といった調整が効いてきます。
深度60台・評価5以上の領域
深度60を越えると、闇渡り、エンバードレイク、ソラウガチ、ソコナシグチ、テツノシシャ、トジコゴリ、ヒボシオオカミが現れます。攻撃力は54から60、いずれも評価5以上が条件です。闇渡りは素早さ62、エンバードレイクは66、ヒボシオオカミは68と、この帯には速い種が集まっています。攻撃力60のヒボシオオカミがHP32と紙装甲なのに対し、テツノシシャは攻撃力56でHP46と、耐久側にも厚みがあります。
深度64からは評価6が必要になり、王を名に持つ種が並びます。ハクギンオウはHP64、ヨウガンオウはHP68、コウガンオウは攻撃力62。さらにツカノヌシ、シンジュノヌシ、タタラオキナ、トコホリガイ、サレイサナ、ホシガラと続きます。シンジュノヌシはHP62、トコホリガイは攻撃力64で素早さ6という極端な重量級です。捕獲率はこの帯で1パーセント台まで落ち込みます。
最果ての2種
86種の頂点に立つのが、ホロウオウとセカイネオロチです。ホロウオウは深度85かつ評価7、セカイネオロチは深度95かつ評価8という、全種族で最も厳しい条件を持ちます。
ホロウオウは攻撃力70、HP54の魔法型で、素早さは10と遅めです。セカイネオロチは攻撃力80、HP60、そして素早さ92という全種族最速を兼ね備えています。攻撃力も素早さも全86種で最高値であり、正面から受け止められる開拓者はほとんどいません。捕獲率はホロウオウが0.8パーセント、セカイネオロチが0.6パーセントで、これも全種族で最も低い数字です。
深度95というのは、敷地を最大まで広げてなお、入口から遠回りに遠回りを重ねてようやく届く数字です。評価8も、評価対象のピースを種類ごとの上限まで積んで初めて到達します。この2種を自分の坑道に住まわせること自体が、長く遊んだ開拓者だけがたどり着ける目標のひとつになっています。
深層と向き合うために
深層の相手は、装備や連れモンスターの差がそのまま結果に出ます。お守りの攻撃力や最大HPの上乗せ、捕獲個体の強化と転生、戦型による物理防御と魔法防御の配分。どれか1つではなく、噛み合わせで初めて届く相手だと考えてください。
また、格3の個体は捕獲率が低いぶん、捕まえられたときの価値も大きくなります。倒せるようになった深さで粘り強く周回すること自体が、育成の近道になります。