モンスター図鑑・浅層編

ホロウフロンティアには全部で86種のモンスターがいます。誰かが配置しているわけではありません。坑道を掘って公開すると、その構造に応じて勝手に住み着きます。作者にとっては自分の坑道を守る番人であり、探索する側にとっては倒して素材を剥ぎ、運がよければ連れ帰る相手になります。

この記事では、86種を強さの段階で3つに分けたうちの下2つ、格1の17種と格2の25種、あわせて42種を扱います。より強い格3の44種は深層編にまとめました。

湧きには2つの門がある

どの種族が住み着くかは、マスごとに2つの条件で決まります。1つめは深度です。深度とは入口からそのマスまでの遠さのことで、種族ごとに「これ以上の深さでないと出ない」という下限が決まっています。2つめはダンジョン評価で、こちらも種族ごとに下限があります。深度と評価の両方を満たした種族だけが候補に入り、その中から湧きの重みに従って抽選されます。

つまり、通路を長く伸ばして奥を作るだけでも、部屋を置いて評価を上げるだけでも足りません。両方を伸ばして初めて、奥にふさわしい顔ぶれが揃います。逆に言えば、序盤の短い坑道に強い種族が紛れ込むことはない設計です。

属性は物理と魔法の2種類です。86種のうち物理が44種、魔法が42種とほぼ半々に分かれています。物理攻撃は物理防御で、魔法攻撃は魔法防御で受けるため、自分の戦型と噛み合わない属性の相手ほど痛手になります。坑道を作る側から見れば、両方の属性を混ぜておくと、どちらか一方に寄せた開拓者を止めやすくなります。

格1・最初に出会う17種

格1は、掘りはじめたばかりの坑道に現れる顔ぶれです。深度0でも出るのはオオコウモリとスライムの2種で、攻撃力はそれぞれ8と10しかありません。ただし素早さには大きな差があり、オオコウモリは88と全体でも上位の速さを持つのに対し、スライムは30と鈍重です。同じ「最弱」でも、先に殴ってくるかどうかで受ける印象はまるで違います。

少し掘り進めると、アナホリモグラ、オオサカナ、ゾンビ、鬼火、コソ泥インプ、紅イタチが加わります。このあたりから属性が分かれはじめ、ゾンビや鬼火、コソ泥インプは魔法側です。鬼火は素早さ82、コソ泥インプは80、紅イタチは85と、素早い種が固まっているのもこの帯の特徴です。攻撃力そのものは低くても、行動順を先に取られると削られます。

ジェムヤドカリとホラアナガラスは深度7から9で、ダンジョン評価も1以上が必要になります。ここが「評価という2つめの門」を意識しはじめる境目です。さらに深度30を超えると、格1のまま強さだけが上がったコオリダマ、キラキラウオ、マグマヤモリ、ゼンマイヘイ、スナオオカミ、シモハネ、コグマユキが現れます。攻撃力は20から28まで上がり、シモハネは素早さ60、スナオオカミは54と機動力も備えます。格が低いことは「弱い」と同義ではなく、あくまで捕まえやすさと伸びしろの段階だと考えてください。

格2・坑道の中核を担う25種

格2は、坑道が形になってきた頃から住み着く層です。深度4のミミックを皮切りに、スケルトン、マーマン、カサダケと続きます。ミミックは宝箱に化ける種で、攻撃力20、HP20、素早さ45と平均的ですが、捕獲率は5パーセントまで落ちます。カサダケは素早さ18と非常に鈍い代わりに魔法攻撃を持ちます。

深度16から28にかけては、鎧亀、洞窟熊、呪いの人形、ガーゴイル、ミアズマ、デュラハンが並びます。鎧亀はHP29に対して素早さ9という極端な壁役で、逆にミアズマは素早さ58で先手を取ってきます。デュラハンは攻撃力39と、この帯では頭ひとつ抜けた火力を持ちます。守りを固めたいのか、手数で押したいのか。坑道の設計思想がそのまま、どの種を呼び込むかに表れます。

深度30を越えると格2の後半に入ります。ネジコロガシ、ホネハミ、アナウメ、トモルカゲ、ノロクイ、サビカナメ、カラゴロモ、カラホネドウ、ツララゴモリ、トモシビト、トゲウオノヌシ、サラマンダガエシ、ヒカリハミ、ホネジゴク、シバレダマシイ。このあたりは評価3以上を求める種が多く、部屋やデバフ通路を置いて評価を積んだ坑道でなければ顔を出しません。サビカナメはHP36に素早さ8という徹底した耐久型、サラマンダガエシは素早さ58の速攻型、ホネジゴクは攻撃力42と、役割がはっきり分かれています。

捕獲率は格が上がるほど下がる

野生の個体を倒したとき、一定の確率でその場で捕獲できます。この確率は種族ごとに決まっていて、格が上がるほど下がります。格1はおおむね7から10パーセント、格2は4から7.5パーセントです。深層編で扱う格3になると3.5パーセント以下まで落ち、最も低い種は1パーセントを割ります。

裏を返せば、序盤に出会う種ほど手に入りやすいということです。格1の個体でも育てれば戦力になりますし、坑道の守護として配備すれば防衛にも働きます。強い種が出るまで待つより、今つかまえられる個体を育てて探索範囲を広げるほうが、結果として早く深いところへ届きます。

なお、ごくまれに色違いの個体が現れます。出現率は全種族で共通です。捕まえた瞬間に専用の演出が出るので見逃すことはありません。詳しくはモンスター捕獲と育成のページで解説しています。

次に読む

より深い坑道に住み着く格3の44種は深層編で扱います。捕獲した個体の育て方は捕獲と育成のページを、狙った種を呼び込む坑道の作り方は構築のコツをご覧ください。

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